予防
電動歯ブラシと手磨き、どちらが自分に合う?
歯をきれいに保つには、道具の価格よりも正しい磨き方と継続が大切です。使いやすさも比べてみましょう。
電動歯ブラシと手磨き用歯ブラシ、どちらがよいのでしょうか。正しい方法で十分な時間をかければ、どちらでも歯を効果的に磨くことができます。高価な製品でも、急いで磨いたり、強く押し付けたり、磨き残しがあったりすれば十分ではありません。大切なのは、毎日無理なく丁寧に使えるものを選ぶことです。
研究から分かっていること
2014年に公表されたコクラン・レビューでは、平均すると手磨きより電動歯ブラシのほうが歯垢や歯肉炎を減らす傾向が報告されています。ただし、研究方法や対象者には違いがあり、長期的な歯の健康への影響は十分に明らかになっていません。すべての電動歯ブラシが、すべての人の手磨きより優れているという意味ではありません。
手磨き用歯ブラシの利点
軽く、手に入れやすく、充電も必要ありません。毛先の柔らかい歯ブラシで歯ぐきの境目や歯の表面を丁寧に磨くことで、歯垢を除去できます。ただし、強く磨きすぎたり、2分ほどの時間を十分に確保できなかったり、奥歯などに磨き残しが出たりすることがあります。
電動歯ブラシが役立つ場合
手先を動かしにくい方、矯正装置を装着している方、磨き方を一定に保つことが難しい方には、電動歯ブラシのほうが使いやすい場合があります。タイマーや圧力センサー付きの製品なら、磨く時間や力加減を確認する助けになります。こうした機能がない製品もありますし、特定のブランドを使わなければ健康を保てないわけではありません。
選ぶときに確認したいポイント
- 毛先が柔らかいこと:奥歯まで届きやすく、歯ぐきを傷つけにくいヘッドを選びましょう。
- 持ちやすいこと。電動なら充電方法、交換用ヘッド、使い続ける費用も確認しましょう。
- 力を入れすぎないこと。強く磨いても、よりきれいになるわけではありません。
- 歯ブラシや交換ヘッドはおよそ3〜4か月ごと、毛先が広がったらそれより早く交換しましょう。
歯と歯の間も磨ける?
電動歯ブラシも手磨き用歯ブラシも、それだけで歯間清掃の代わりにはなりません。自分の歯間に合ったデンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう。口腔洗浄器とフロスの違いについてもご紹介しています。歯ぐきからの出血が続く場合は、歯ブラシだけが原因だと決めつけずに診察を受けましょう。
一週間、自分の磨き方を確認してみましょう
一日2回、毎回およそ2分間、歯のすべての面を痛みなく丁寧に磨けているか確認しましょう。続けやすくなる道具が、あなたにとって役立つ選択肢かもしれません。オバリオのRR Estudio Dentalの予防歯科では、歯ぐきや詰め物などの状態に合った磨き方について相談できます。