予防
親知らずは必ず抜く?経過観察と抜歯の判断
問題のない親知らずは経過観察となることもあります。痛みや感染、磨きにくさなどを踏まえて判断します。
親知らずは、必ず抜かなければならない歯ではありません。 親知らず(第三大臼歯)は十代後半から成人初期にかけて生えてくることが多い歯ですが、もともと4本そろっていない人もいます。健康で磨きやすく、問題が起きていない場合は、経過を観察しながら残すこともあります。一方、病気の原因になっている場合や隣の歯に悪影響がある場合は、抜歯を含めて検討します。
親知らずが「埋伏している」とは?
埋伏歯(まいふくし)とは、歯の向きや生えるためのスペースの問題で、完全には出てこない歯のことです。歯ぐきの下に隠れていたり、一部だけ見えていたり、手前の歯に向かって傾いていたりします。埋伏しているというだけで抜歯が決まるわけではなく、症状や検査で分かる状態が重要です。
抜歯を検討することがある状況
- 歯ぐきの炎症や感染を繰り返す:一部だけ生えた親知らずの周囲が何度も腫れる場合。
- 虫歯や隣の歯への悪影響、歯周病がある:適切に管理することが難しい場合。
- 痛みや嚢胞などの異常がある:診察で親知らずとの関連が疑われる場合。
- 清掃が非常に難しい:奥にあるという理由だけでなく、実際に問題が生じている場合。
あごが痛いからといって、必ず親知らずが原因とは限りません。また、レントゲン写真だけで治療方針が決まるわけでもありません。歯科医師が口の中の状態、これまでの経過、必要な画像検査を合わせて判断します。
症状がない親知らずはどうする?
定期的に状態を確認することも選択肢です。親知らずや周囲の歯に虫歯・炎症・変化がないかを診て、清掃を続けます。経過観察は放置することでも、将来必ず問題が起きないと保証することでもありません。
抜歯を決める前に聞いておきたい4つの質問
- 今、治療したい問題や予防したい問題は何ですか?
- 診察では何が分かり、画像検査は何の判断に役立ちますか?
- 抜歯と経過観察、それぞれの利点とリスクは何ですか?
- 口腔外科に詳しい医療者による評価が必要ですか?
腫れが強い、熱がある、口が開きにくい場合は早めに受診してください。呼吸や飲み込みが難しい場合は、直ちに救急医療を受けてください。歯が痛いときの対処法や、オバリオのRR Estudio Dentalの予防歯科もご覧いただけます。抜歯や口腔外科処置に対応できるかどうかは、事前にクリニックへの確認が必要です。